Grade 5 students posing in front of the camera

D-PREPの教室で思いやりをどう育てるか

「コンパッション(思いやり)」はラテン語の compati に由来し、「共に苦しむ」という意味があります。思いやりとは、困難な時に他者と寄り添い、その苦しみを共にすること。親切は心のこもった行動ですが、思いやりはさらに深く、他人の経験に共感し、つながろうとする姿勢です。この価値を教えることで、生徒は他者のニーズに敏感で、意義のある方法で行動できる人間へと成長していきます。

教師と生徒が実際に体験した思いやりの姿を紹介します:

1. 優しい言葉と行動

Ms. Geraldine in the classroom

4年生の担任、ジェラルディン先生は、日々の小さな行動の中にこそ思いやりがあると教えています。「私たちは、子どもたちに世界で起きていることを理解してもらうために時間をかけています」と語ります。「最近のバス火災の悲劇では、生徒たちが被害者の家族に向けて慰めの詩を書きました。こうした活動は、言葉を通して優しさや共感を表現する練習になります」

Ms. Cherise reading with her student in class

5年生の担任、チェリス先生は、日常の小さな行動がいかに影響を与えるかを伝えています。「笑顔や親指を立てるサイン、ハグなど、ちょっとした仕草が誰かの一日を変えることができるんです」と彼女は言います。「大きなことをする必要はありません。ただ『あなたは一人じゃないよ』と伝えるだけでも、十分に思いやりなのです」また、自分自身への思いやりを忘れずにと、生徒には自己肯定の大切さも教えています。

2. 共感と受け入れ

思いやりとは、違いを受け入れ、他者の体験を理解することでもあります。「私たちの教室では、他人の気持ちを理解し尊重することを話題にしています」とジェラルディン先生。「『もしそれが自分にされたらどう感じる?』と想像させることで、共感の心を育てています」

チェリス先生は、生徒自身の経験と結びつけて思いやりを教えます。「誰かが親切にしてくれた時の気持ちを思い出してもらいます。たとえ相手を知らなくても、思いやりは誰にでも持つべき感情だと教えています」

3. 他人を支え、守ること

D-PREP student, Sonya, listening in class

思いやりは、実際に他人を助けたり、声を上げたりする行動でもあります。4年生のソニアさんは、「誰かがけがをしたり、転んだときに保健室に連れて行ったり、いじめを止めるために立ち上がること」だと語ります。思いやりには、優しさと同時に勇気も必要だということがうかがえます。

Grade 5 student, Gda

5年生のグダさんは、日常の行動の中に思いやりを見出します。「誰かのためにドアを開けたり、友達が歌をうまく歌えたら褒めたり、落とした小銭を拾ってあげたり…そんな小さな行動の中にも、思いやりはあります」と話します。

Grade 5 students at D-PREP classroom

日々のこうした瞬間の積み重ねこそが、本当の思いやりを育てるのです。小さな優しさの行動が、全員が大切にされるコミュニティを築く第一歩になります。

 

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