国際バカロレア初等教育プログラム(IBPYP)では、生徒は算数や理科などの教科を個別に学ぶのではなく、複数の教科を結びつける「大きなアイデア(コンセプト)」を通して学習します。この学びの方法は「教科横断型学習(トランスディシプリナリー)」と呼ばれ、さまざまな知識領域をつなぐ力を育みます。
この学びを支えるために、IBでは「学習アプローチ(ATL)」というスキルのセットを用いています。これは、学校だけでなく人生でも役立つ大切なスキルです。これらのスキルは、生徒が批判的に考え、効果的に調べ、明確に伝え、他者と協働し、自分自身を管理できるように導きます。
ATLスキルの5つの分野とは?
以下に、PYPが重視する5つのATLスキルを簡単にご紹介します:
1. 思考スキル
生徒は深く、創造的に、そして批判的に考える力を育てます。自分の考えを振り返り、「どのように考えるか」を理解することで、自立した学習者になります。2. 調査スキル
生徒はさまざまな情報源から情報を探し、理解し、評価する方法を学びます。これにより、信頼できる情報を見極める力のある思慮深いリサーチャーになります。3. コミュニケーションスキル
自分の考えを明確に自信を持って伝える力を育てます。読解力や文章力を高め、適切な相手に適切な方法でテクノロジーを使って情報を伝える方法を学びます。4. 社会的スキル
他者と協力することが重要です。生徒は傾聴、責任の分担、異なる意見への敬意を学びます。グループ活動などを通じて育てます。5. 自己管理スキル
生徒は自立心を育て、時間を管理し、課題をこなし、自分で問題を解決する力を学びます。これにより、責任感があり自信に満ちた人間に成長します。成長に応じてスキルは変わるの?
はい。ATLスキルは、生徒の年齢や学年に応じて異なる形で教えられます。年少の生徒は基本的なスキルを練習し、高学年になるとより複雑な課題に取り組みます。しかし目的は常に同じです:生徒がこれらのスキルを練習し、習得し、学習全体に活用できるようにすることです。
IBPYPの核にあるのは、学問的知識と並行して人生に役立つスキルを学ぶことが、将来の成功につながるという信念です。